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今私が関心をもっていることは次の世代をになう子供さんたちとそのお母さんたちが自分たちの身を護り、安心して生活できる 自然環境を保つための努力を学生たちと模索し、又ささやかではあっても地域のグループの友人たちと続けることです。 日本の空気は私達が今の快適な消費社会のスピードを落とさない限りどんどん汚れていきます。 わたしたち人間は自然のささやかな一部であり、澄んだ空気と水、汚染されていない土に依存して生きるしか術が ない存在です。
今日の日常生活から切っても切れなくなった排気ガス以上に、使い捨ての筆頭であるプラスチックに注目 してください。 97年施行の「容器包装リサイクル法」は、市町村に私達が使い終わった後のプラスチック(以後廃プラと 呼ぶ)を分別収集する責務を負わしました。そのためこれまで大半のプラスチックごみを燃やしていた地方 自治体は急遽廃プラ処理施設を作る必要に迫られました。 私たちの住む町田市もその例外ではありません。 市町村が集めた廃プラは中間処理施設で圧縮した後、リサイクル業者に引き取ってもらうことになります。 ところが町田市では、これまで中間処理施設を建設しようと99年、01年に2回別々の場所で計画した のですがいずれも住民の強い反対にあって断念してきました。安全性に疑問があるからです。 プラスチックは燃やせばダイオキシンが出ますが、単に圧縮しても有害な化学物質が多量に発生し放置 しておいても発生し続けるのです。(1説で2千数百万種類の化学物質といわれています。) 今度は3度目ということもあって、市は住民に全く秘密裏に計画を進めてきました。 周辺住民がこの計画を知ったのは、市の斡旋で、東京都が入札の受託候補者の(株)佐久間と土地の売買 契約を行った後だったのです。それが私達夫婦がこの住民運動に深く関わるようになったきっかけでした。 安全性の確認もしないで、民間委託という隠れみのを着て施設を建設しようとしている市の姿勢に強い怒りを おぼえたからです。 9年前に「杉並病」というのがありました。杉並に建設された不燃ゴミ圧縮処理施設で半径6kmにも健康被害が及んだのです。不燃ごみの中でもプラスチックから生じる有害な化学物質が「健康被害と因果関係がある」 と国も認定するに至りました。しかし町田市側は杉並とは扱うごみも施設も原因も全く違うとして今回の廃プラ 中間施設の安全性を強調し続けているのです。 恐らくすべての地方自治体の長は廃プラ施設は必要という見解です。
「廃プラ施設は本当に安全なのか―実験データと計算データからみた結果」と題する発表を 科学者の友人たちが、発表しています。 一、 「圧縮」だけでも、有毒なVOC物質が必ず発生する 東京大学の実験では、一種類のプラスチック材料を3.6kg/cm2の圧力を掛けた場合、多数の有毒な VOC物質(揮発性有機化学物質)が発生した(参考文献1)。今回建設予定の工場では、実験 より約3割高く、4.8 kg/cm2 の圧力を掛けて圧縮し、然も復種類の廃プラ材料が混合している ためより多くのVOC物質が発生するのは明白なことでしょう。 二、 VOC物質の発生濃度は全国測定平均値の8倍以上、室内暫定指針値の6倍以上 北河内4市リサイクル施設組合の報告書が提示した廃プラ圧縮実験(参考文献2)では、1kgの廃 プラ試料を圧縮し、発生されたVOC物質(トルエン換算)は平均で13000μg/kg、活性炭による 除去率は90%という。上記組合が操業する寝屋川廃プラ圧縮工場では、1時間の処理量が5t/h、 発生するVOC物質の濃度が 29546μg/m3となる。一方、今回建設予定の工場の処理量は4.5t/h、 単純に寝屋川の工場と比例すると VOC物質の発生濃度は以下のようになる。 ■VOC発生濃度:29546μg/m3*(4.5/5.0)=26591μg/m3 ■活性炭による除去後の濃度:26591μg/m3*(1-90%)=2659μg/m3 ★このデータは日本全国の18衛生研究所が171箇所で行った室内外のVOC調査による
室外VOCの(306μg/m3)の8.7倍、室内暫定指針(400μg/m3)の6.6倍となる。 注意: 1、上記結果は活性炭の破過(吸着力の飽和)を考慮していない。従って実際の工場の場合、9割 カットは不可能で、上記よりもっと大きなVOC濃度が発生するはず。 2、活性炭による除去は、トルエンには有効だが、ベンゼン、ジクロロメタン、トリクロロエチレン、 アセトニトリル、ブタジエンをほとんど除去できない(参考文献3)。すなわちこれらの物質の カット率が90%ではなく、ほぼありのままに排出される。 三、さらに、貯留ヤードからはVOC物質も発生する 東京大学の実験ではプラスチックを放置しているだけでもVOC物質が発生した(参考文献1)。 今回建設予定の工場では、受入貯留ヤードと完成品貯留ヤードが設置され、合計最大貯蓄量は
約160tとなる。このような大量な廃プラから大量のVOC物質を放出するのが間違いない 参考文献1 「廃プラスチックの圧縮処理過程において発生する化学物質に関する研究」 参考文献2 北河内4市リサイクル施設組合専門委員会報告書 参考文献3 杉並中継所環境モニタリング調査報告書 容器リサイクル法ができてあたかもプラスチックは再資源として活用できるかのように神話化されていますが、 プラスチックはどんどん劣化し結局は燃やさざるを得ないものです。トータルの発生CO²は圧縮のほうが3倍も多い と言われている位なのです。汚染された空気は周辺に広がり複合化して私達の健康を蝕みます。しかも風に運ばれて 広範囲に広がっていきます。 偶々私達の地域に起こったとんでもない出来事に地域の住民の皆さん方と関わって一人一人の方のものすごい パワーを体験しているうちに様々なことを知るようになりました。 まず日本がプラスチックの回収を今のように 自治体にではなく業者に義務づければ、欧米のように一気にプラスチックが減量化するだろうということです。 再資源の活用を考えて容器リサイクル法は出来てから十年になるのですからその意味で見直す必要があります。 それと同時に私達も便利で手軽なプラスチックにあふれた生活の仕方を変えてごみの減量化、特にプラスチックの
減量化に取り組むことしかありません。 すべてのゴミは土に埋めれば土に帰るのにプラスチックだけはそのまま何年でも残り続ける究極のゴミなのです。 お子さんたちの健康にいいはずのないプラスチックを減らすために若いお母さんたちは近くのスーパーに行っては お刺身のトレーを紙にこーティングしたものに変えて頂戴、この容器はせめて発泡スチロールに変えていただけま せんか・・という具合に身近なところから働きかけを始めた方々がいます。食事つきの集まりには割り箸やプラスチック コップを使うかわりに自分のお箸やおわんを持ち寄ろうと呼びかけもしています。 今日いただいたメールにも「今日スーパーアルプスの”お客様の声”に ・卵のパックをプラスティックから紙パックへ変更して欲しい ・お惣菜の容器をプラスティックでないものにして欲しいと要望を出してきました。 その他プラスティック減量として実践できることの例として ・買い物袋を持参する ・紙パックに入っている飲み物を購入する ・おもちゃもの付きのものをなるべく購入しない などが挙げられると思います」 とありました。 そういえば一昔前は、お豆腐屋さんが売りに来るとお弁当箱を持って買いに出たり、肉は筍の皮、卵は新聞紙、 お饅頭はきょうぎに包んだものですよね。
今手始めにスーパーアルプスにいろいろ意見やお願いを出しました。アルプスのお客様の意見を書く用紙に書いて出したら、 店長のKさんから電話がありました。 「貴重なご意見ありがとうございました。町田ではゴミ問題がクロウズアップされています。アルプスでもいろいろ検討しています。 今回の皆様から頂いた意見を参考にして本部会議に出してアルプス全店(22店舗)でやっていきたい、考えて行きたいと 思っています。」という返事でした。 この電話の2,3日後にアルプスの店長さんに会って話をしました。 アルプスで工夫している事=築地から仕入れる魚を入れる発泡すちろうるは洗って毎日使用している。 お惣菜に使用しているラップやビニール袋は燃やしても害が出ないものである。買い物袋も売ったりしていた。 コロッケとかのバイキングコーナーではプラの容器を置かずにポリ袋をおいている。などです。 それとは別にアルプスで回収しているペットボトルなどの量が2倍に増えている。アルプスの店内のゴミ箱のごみの量も 増えているそうです。 店長のKさんは私たちと協力して行きたいと言ってくださいました。本当にうれしいです。 これからも続けていきたいとおもいます。
今回の住民運動をNHK,TBS,テレビ朝日といったTVや朝日、読売、東京新聞、産経新聞など住民運動を大きく取り 上げてくださったことがわたしたちのおおきな力づけとなりましたが、以下は地域の新聞(多摩ニュータウンタイムズ) にたまたま誰かさんが載ったのを社主さんがご親切に送ってくださいましたので
(2005年12月1日号 ホーム(家庭)ページへのプレゼントということで載せちゃいますね。 ♪☆♪
http://www.tamatimes.co.jp/051201/051201n.htm#p1
廃プラ処理施設問題
― 白紙撤回求め 5千人規模の住民集会【南大沢】―
会場は多くの建設見直しを求める横断幕が張られ、署名活動も行われた。最初に壇上に立った主催者側代表の長島世津子さんは、問題の発端を説明。「中間処理施設では、プラスチックを圧縮する際に毒性の物質が発生する恐れがある。町田市が、そのような施設を作ることを住民に知らせることなく極秘裡に進めようとしていたことに強い憤りを感じる。私たちが何故反対するのか。それは、近隣住民の安全が保証されないからである」と力強く訴えた。 続いて小山ヶ丘に住む主婦ら3人、また小山地区自治会連合体も、「町田市は周辺住民の身になって考えてほしい」などとアピールした。行政に対しては、「住民の声は、こんなに大規模な集会を開いて訴えなければ聞いてもらえないのか。皆さん一人一人の力で行政を動かし、次世代に豊かな自然環境を守ってゆくため、この計画をストップさせよう」と訴えた。 また、廃棄物系化学物質による健康被害者支援グループの小椋和子さんや環境ジャーナリストの川名英之さんが、「杉並病」を例に挙げ問題点を指摘した。 子供たちが「わたしたちは、プラスチックのようなごみを誰にも押しつけないで済むような方法を学ばなければなりません」などの集会宣言を読み上げた。 11月15日には町田市長に公開質問状が提出された。@10月20日付で要望書を提出したが、その後なんの回答もないのは住民の意志を無視したのか。その理由を聞かせてほしいA11月19日の説明会に市長は出席するのかどうかB住民の健康不安が完全に払拭されるまで住民との対話協議の場を設ける用意はあるか、などの内容であった。 19日、小山ヶ丘小学校で町田市による住民説明会が行われ住民は多数集まったが、市長の出席はなかった。市側の説明に、「そんな説明では納得できない」「住民無視の計画だ」と議論は平行線をたどった。 周辺住民は「引続き市は住民との話し合いの場を持つべきだ」と話している。一方、町田市長は市議会の対応を見守りたいという。 |